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平安人だって落書きするんです。

はじめまして。この映画プロジェクトに参加させて頂いてる立澤という者です。
一応、経理を担当させてもらってます。

経理と言っても、私が節約が趣味で、月末に家計簿の集計をするのを密かな楽しみにしているということだけで任命された役職でございます。

しかし、このプロジェクトにとっての「経理」の役割は大きいと思うので、ワタクシ専門知識はなくとも、小学校6年間習ったそろばんの腕にかけても消えたお金等作らぬよう、精一杯努める所存でございます!というわけで、よろしくおねがいします。


自己紹介だけではなんなので、落書きに関することを一つ。


落書きを撮った画像だけでその場所がわかるシステムなど、皆最先端な技術を載せる中、逆行するようですが、平安人のした落書きが発見されたというニュースがあったので、ここで載せてみます。

平安人だって落書きするんです。_d0175208_14305271.jpg平安人もこっそり落書き? 天井裏で発見
京都府木津川市の浄瑠璃寺にある国宝・三重塔で、最下層の天井板の裏に帽子をかぶった人物の落書きがあることが府教委の調査で分かった。三重塔(高さ約16メートル)は平安末期の1178年に平安京から移されたとされ、何度か修理されている。府教委によると、誰がいつ描いたかは不明で創建当初の可能性もあるという。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。

平安人だって落書きするんです。_d0175208_14313637.jpgまた、奈良では、国宝、当麻曼荼羅厨子の板に描かれた落書きが初めて公開されるようです。
ちなみに、発見されたのは1958年。
こちらもくわしくはこちらをどうぞ。



壁や塀にグラフィカルな落書きまではしたことはなくても、誰もが教科書や机に落書きしたように、平安人も戦国時代の人も落書きしたのかなと思うと感慨深いですね。

落書きを描いた本人に大した意味はなかったとしても歴史があれば、こうして注目され謎解きされるんですね。
今ある落書きも、千年後にはとても難解で崇高なアートだと言われることもあるかもしれません。。。

by getten_eiga | 2010-08-26 14:38 | なんやかんや

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